陽気な容疑者たち天藤真推理小説全集(2)について考えよう

伯父の経理事務所に勤める主人公は、顧客の鉄工所経営者が会社解散を決意し、従業員と対立しているのに巻き込まれた上、蔵の中で経営者が急死するという事件に遭遇する。
「推理小説には持ちこみ難いユーモアや機智を、それとは目立たぬ程度に配分しつつ、綿密な密室殺人事件を作り上げている」と、大下宇陀児が激賞した著者の長編第一作である。
柏木啓子を中心にしたIGグループの面々――内縁関係を続ける女性たちの集まり――は、メンバーの小田まり子から「長く付き合っていた愛人に結婚するので別れて欲しいといわれ、思わず突き飛ばしたところ、過って相手を殺してしまった」旨を告白される。
啓子の内縁の夫松生の入れ知恵もあって、架空の犯人をでっち上げたのだが……!?日本シリーズを目前に控えた東京ヒーローズの監督が、東京タワーで不可解な失踪を遂げた。
にわかに白熱化する大阪ダイヤとの日本シリーズ。
しかもその真只中、今度は東京ヒーローズの代理監督が蒸発してしまった。
事件の陰に潜む黒い陰謀を暴こうと奔走する新聞記者や監督の娘比奈子。
全野球ファンを熱狂の渦に巻き込んだ壮絶な戦い!富士川市を牛耳る事業王吉川太平を謀殺しようという密談を盗み聴いた若い男女、だが怪しい人物を追った青年は逆に襲われ殺されてしまう。
青年のガールフレンド三村早苗は、予告通り太平の周辺に現われるだろう犯人を捕まえようと、押しかけ秘書として吉川家に潜りこんだが……。
殺人予告を受けた、複雑な家族関係の吉川家に惨劇が相次ぐ。
わたしは夫であるあなたを殺します。
女であれば誰しもが夫に抱く憎悪が、殺人にまでふくれあがったからです……。
五人の男に届いた妻からの殺人予告状。
本命の標的はその内の一人なのだが、それが自分でないと言い切れない夫たちは戦々兢々、疑心暗鬼に陥りながらも対策に頭をひねる。
追いつめられた男たちの前で事件は二転三転し……。
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